不燃テントで作る、海沿いの特殊機械の保護カバー

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お客様の「困った!」 を解決します。

(S.O)お世話になっているリピーターのお客様より、海沿いにある船舶の給油所のホースリールの保護カバーを作りたいとのご相談があり製作させて頂きました。

お客様のご要望は・・・
①給油施設のため、防炎ではなく不燃材生地の使用が必須
②海沿いで強い潮風のため、しっかりとした風対策が必要
③機械からホースとパイプが出ているので、その部分をスリットなどで対応してほしい
④毎日取り外しをするため、使いやすさも考慮してほしい

これらのご要望にお応えすべく・・・
①不燃テント生地の中でも厚手で耐久性、対候性に優れた丈夫な不燃テント「FG-8F」を使用。
②風のバタつきを抑えるため、できるだけ機械の形に沿った形状になるよう、頂いた図面から型紙を起こし型紙を確認してもらいながら仕様の決定をすすめました。

③④一番の問題点となっていた、ホースとパイプ部分については、スリットではなく生地をラップさせることをご提案。

ラップ部分は、風のバタつきを抑えるため下部はマジックテープで抑えることにしました。

ホースの巻き終わりは一定ではないため、マジックテープのない遊びの部分を広めに製作。
防水性、防風対策のためには出来るだけマジックテープ部分が多いほうが望ましいのですが
毎日使うものですから、出来るだけストレスなく使っていただける使いやすさに重点をおきました。

パイプ部分は、ホース部分とは違い場所が一定の為、遊び部分は極力少なめに製作。
遊びが少ない分、少しでもズレると大変なので位置決めはかなり慎重になります。

風対策としてカバーが飛ばないよう、前後にタレを付けました。
前方は直接おもりを置いて抑えるため、タレのみ、後方はロープで引っ張るため、ロープ用のハトメ穴を取付け。ハトメは海沿いの為、錆にくいステンレスを使用しています。

 

実際に機械に保護カバーを取り付けたお写真がこちらとなります。

【お客様の声】

お客様からは
「いい感じやった」
と、とてもうれしいお言葉を頂きました。
機械とカバーの曲線部分がしっかりと合うか、ホースやパイプの位置があっているか、設置までは心配しました。設置のお写真は本当に「いい感じ」になっていて、製作スタッフとほっと胸をなでおろしました。

テント生地はしなやかな生地の特性を持ちながら、丈夫で長持ち、防水性や防汚性、UVカットといった様々な性能を持ち合わせます。
防水、防風、汚れ防止や紫外線カットなど様々なご用途で活躍するのが保護カバーです。
こんなカバーでも作れる?とお悩みの方、ぜひお気軽にご相談下さい。

 

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