今年は戦後70周年ということで、本屋でコンビニでその他いたるところで戦争にまつわる書籍や資料が陳列していましたので、ふと、小学生時代に教育フィルムとして夏休み直前の7月中頃に学校で見せられて、以後二週間ほど、あまりのショックに食事が喉を通らなかったと言うか食欲を完全に喪失させてくれたこのフィルムを、改めて今、見てみようと思い立ち、動画サイトを検索して視聴しようとしたのですが――

5分くらいで視聴中断。やっぱりダメでした。この先を見る度胸はもう既に私の中から無くなっていたようです。と言うか、この5分以後に(終了までの)2分間ほど延々と流れる一番むご たらしいシーンが頭の中に先におぼろげにオートリバースされて、おぼろげにオートリバースされただけで、もうダメになるのですから、これが本当の『トラウマ』というやつなのでしょう。本当は目を逸らしてはいけないものなのでしょうけれども。

今の若い人(二十代から三十代前半)や学生はこれを見たことあるのかな? 学校側が「情操教育的にどうだろう?」と誤解して見せていないような気がしないでも……

さて、戦後70周年とは何の関係もございませんが、何の因果か、終戦の日と同じ8月15日はお盆。

今年も父方母方双方+あと一家のご先祖様をお参りしてきまして、同じ市内なのに父方が海、母方と別家が山ですから午前十時に家を出て、三家をお参りして帰宅するまでに午前中いっぱいを要してしまいました。

と言っても、別に移動に手間食ったと言うよりは、お線香とロウソクに火を点けることに手間を食ったと言いましょうか、火を灯すにしてはとにかく風が強かったんです。

悪戦苦闘で三家回っているんですけれども、三家目が特に酷くて火を灯すまでに30分以上経過しておりました。

お墓の中でご先祖様たちもイライラしてんじゃないかなー? などと思いつつ、お墓参りを済ましてきましたけれども、どういうわけか、毎年お盆のお墓参りで、しかもロウソクとお線香に火を灯すときに限って風が強い気がします。

ファンタジーなことを言うのであれば、お墓の中のご先祖様が、「しばらくここに居てれくんかのう」てことで、風を吹かせてなかなか火を灯させてくれなかったりするとか、というのは都合のいい解釈でしょうか。(R.M)

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