以前、どれくらい前だったか忘れましたが、メガネのフレームを変えた話をさせていただきましたけれども、今回はレンズを替えたお話を。
というのも、私は毎年、目の定期検診だけ(健康診断? さあ?^^;)は行っていて、診てもらっていた先生は40年近く前に私の目を手術した際の執刀医だったんですけれども、残念ながら一昨年、他界され、目についてはたった一日とは言え、盲目の経験があった都合で、どうしても不安が付きまとっていたんだけど、昨年はその先生以外に診てもらうということにどうしても抵抗があって検診に行けなかったのですが、今年は視力が落ちてきたことも相まって、近所の眼科医に診てもらうことにしました。
まあ、おかげで今では『眼底検査』なるものがあって、そこで目の異常を知ることができる、というのを学習できたわけですが、その時に「視力の低下と斜視(両目で物が見れない)以外は特別異常はないですよ」と言われてほっとしました。1年開けるとやっぱ不安になりますね。ちなみに斜視は昔からなので今更どうにもなりませんからやむなし。
ちなみにレンズはこんな感じにしました。
まあ違いは全然分かりませんよね。(笑) では、実際にこの眼鏡をかけた場合の私の見え方をお伝えしましょう。
まずは、遠くを見た場合。右のレンズではこうです。
ちなみに左で見るとこうなります。
要するに右目では遠くが鮮明になります。左目はまるで見えませんが。
お次は近くを見た場合。これは左だとこうなります。大体30cmくらい離して見る感じでしょうか。
なお右目はこうなります。
これは先ほどの逆で近くは左目じゃないと見えないということです。
斜視についてお判りいただけたでしょうか?
すなわち、右と左でレンズの種類が違っていても、両目で見ることができないから生活に支障がないという状態です。もちろん、それ自体が異常なのですが。
なお、子供のころに私のこのメガネで物を見ようとした友人全員は凄く気持ち悪くなったそうです。そりゃそうですよね。『両目で見ることができる眼鏡』じゃないんですから。いったいどんな風に見えたのかは少し興味がありますが、今、誰かに試してもらおうかな?(笑)
ちなみにこのレンズにしたのは実は5年ぶり。前の先生に診てもらったときに遠近両用を勧められ、それで来ていたのですが、最近、どうしても近くの字が見えなくなってきたので、思い切って前の状況に戻しました。
でもたぶん。
40年近く私の目を診ていただいた先生が診察したとしても、今回のようなレンズを勧められただろうな、と思っています。私以上に、私の眼の状態を知っている方でしたから。(R.M)