最近、たまたま、夏の甲子園大会の大会歌『栄冠は君に輝く』をネットでヒットしまして、その作詞が石川県能美市(旧根上町)の方ということは案外知られていないのか、それとも有名なのかは分かりませんけれども、私自身は一応知ってはいました。ただ、作った人の名前までは知らなかったのですが、加賀という方だそうです。
使われたのは第30回大会くらいのことで、今年で98回目になりますから、実に70年近く使われてきた計算になります。
これだけ歴史のある大会で、毎年、変わることなく大会歌として流される歌を石川県出身の方が作詞されたというのは同郷としてとても喜ばしいことであり、また、どこか誇りも感じます。
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そこでふと思ったのが『全国区』とは何か、でした。

私なりに考えたのは、どれだけ年月が経とうとも、その知名度が『不変のもの』で、作った人の意思にかかわらずモノ自体が『一人歩きしている』、です。
さすがに加賀氏も70年経った今でも使われているとは夢にも思ってなかったのではないでしょうか。なんと言っても当時は公募で選ばれたものでしたし、記念大会毎にあってもおかしくない企画(大会歌の歌詞募集)でもありましたから。

当社では今現在、カーテンシャッター「アペリア」を全国区にしようとスタッフ一同懸命に頑張っているわけですが、70年後にスガモトテントが存続していても、当然、今のスタッフ全員はもうすでにスガモトテントを離れています。しかしそれでも、70年後にカーテンシャッター「アペリア」が日本全国津々浦々席巻していれば、これもまた、『栄冠は君に輝く』と同じで『知名度』が『不変のもの』になり、製品自体が『一人歩きしている』ということなのでしょう。

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石川県民加賀氏が生んだ『栄冠は君に輝く』が不朽の大会歌となったように、石川県民スガモトテントが生んだカーテンシャッター「アペリア」もそうさせられないものかと、もう私はいないであろう70年後の遠い未来に思いを馳せてみたり。(R.M)

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