12月17日のことなのですが、朝から薄暗く、どんよりとした空模様で、そろそろ雪が降ってきそうだなぁ、なんて考えてましたら、その日の午後1時ごろ、昼休みをすませ、午後からの作業に取り組んでいた時に、急に辺りが昼間だというのに朝よりもさらに暗くなって、と同時に気温が急に下がったと感じたと思ったら、どんよりした黒い雲が稲光を点滅させて、轟音を響かせ雷が鳴り始めました。

その直後、細かいあられが降ってきたなと聴覚で捉えて作業を続けていたんですけど、周りの風景全てに叩き付ける音量がどんどん増していくものですから、ふと、外に視線を移してみましたら。

そこにはあられではなく大きなひょうの散弾が、空から撃ち出されておりました。

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ひょうは2分もしないうちに、写真のように辺りを一面真っ白に覆い尽くし、暗闇と相俟って、どこか不気味な雰囲気を醸し出していました。

降雹こうひょう自体は、おそらく時間的にはすぐに収まったんですけど、その間は妙に長く感じたのは気のせいでしょうか。

大きなひょうというものは私は見たことがなく、すぐさま、一番大きいであろう一粒を拾い上げ、洗濯機のボタンのところに置き、シャッターを切りました。

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おそらく20ミリはあろうかと言う大きさです。

私は、これほど大きなひょうを見たのは、生まれて初めてでしたので、驚嘆を禁じえませんでしたよ。

(H.H)

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