去年の今頃は季節を感じる気持ちがなかったことを思うと今年は随分とゆったりしている気分です。
まあ何があったかは差し控えさせていただきますが、今年は夏真っ只中と終盤の違いを感じられる自分に安堵していたりします。

で、今日、出勤時(写真が無くて申し訳ないです)に小学生が集団登校している姿を見て、「あー、夏休みも終わったか」と感慨を覚えた直後、「あれ? 夏休みって8/31までじゃなかったっけ?」と疑問が沸いたのですが、そう言えば甥が今週土曜日から2学期が始まるようなことを言っていたことを思い出して、時代も変わったんだな、と妙に納得してしまいました。

さて、話を戻しまして夏真っ盛りと夏の終盤の違いで私が結構気にかけていることが何かと言いますと、セミの鳴き声だったりします。
真っ只中であればもちろんアブラゼミ。

 

 

 

 

 

 

「ミーンミーンミーンミンミンミンミン」と鳴くやつですね。
アレを聞くと暑い夏真っ只中、と暑さの中に活気も感じます。
んで、終盤になりますとツクツクホーシになりまして。

 

 

 

 

 

 

「ツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシジジジジ……」といった感じでしょうか。
こちらが耳に入るようになると、暑い季節ももうすぐ終わりか、涼しくなるから良いな、とか思ってしまいます。

というか画像を見比べるとアブラゼミの羽根は厚いし、ツクツクホーシの羽根は涼しげですね。
やっぱ季節に合ったフォルムになるのでしょうか。(笑)

んまあ、どっちにしろ、その時の風情に合っているので、結局は、その鳴き声が聞こえてくることで案外自分は季節の移り変わりを良い意味で気にしているんだなと。

今度はセミという木にとまっている虫から、キリギリスやコオロギといった草に生息する虫たちの鳴き声に変わり、それとともに夏から秋へと季節も移り変わっていくわけですが、そういった自然が生み出す虫たちのアンサンブルで四季を満喫する心はいつまでも持ち続けたいものです。それが『心のゆとり』というものでしょうから。(R.M)

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