テント生地の防災シート

自然災害の多い昨今、全国的に防災の意識が高まっているかと思います。いつ起こるかわからない災害には、様々な備えが必要です。もしもの時に備えるためにテント生地の防災シートのご案内です。

【テント生地の防災シートとは】

災害時には、ブルーシートをよく見かけると思いますが、実はテント生地のシートも非常に役立ちます。破損した屋根の応急処置、浸水した際に荷物を仮置きする場所の確保、土砂崩れの応急処置など、用途は様々です。近年、自然災害による被害は広範囲に及び、建物の被災件数も増加しています。応急処置をしても本格的に復旧工事を行ってもらえるまでに時間を要する場合が多く、待っている間に被害が大きくなる場合もあるようです。被害を最小限にするためにも、ビニールシートに比べて耐候性・耐久性の高いテント生地の防災シートでの応急処置がおすすめです。

【テント生地の防災シートの特徴】

1.防水・防炎機能のある万能シート

 

屋外で使用する際には、防水機能は必須かと思います。また、万が一に備えて防炎機能もあると安心です。急な雨にも、想定外の火災にも備えられるのがテント生地であり、両方の機能を持ち合わせている万能シートであるといえます。
※防炎とは、「燃えにくい」性質のことであり、燃えやすい性質を改良して防炎の性能を与えると、小さな火源に接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易には着火せず、着火しても自己消化性(小規模燃焼において(有炎、無炎を含む)燃焼が継続しない性質)により燃え広がらなくなる性質のこと。(総務省消防庁「防炎の知識と実際《防炎普及用資料》より引用)
※万が一、何らかの誤りでシートに火が点いたとしてもすぐに燃え広がることはありません。落ち着いて消火にあたってください。

2.抜群の耐候性で長期間使用が可能

 

テント生地の耐用年数は、種類や使用する環境によって異なりますが、例えばテント屋根などでよく使用されるウルトラマックスは7~10年(長くて12~13年)ほど屋外で使用できます。ターポリンは3~5年ほどですが、ビニールシートに比べると、長期間の使用が可能です。厚みや機能性によっても異なりますので、用途や大きさなどをご相談頂けましたら、適切なテント生地をご提案させて頂きます。

3.お手入れ次第で繰り返し使える

 

テント生地には様々な機能がありますので、その効果を長持ちさせるためにも、シートの寿命を長くするためにもお手入れすることをお勧めします。軽い汚れは、水で濡らして固く絞ったタオルなどで汚れを拭きとってください。汚れがひどい場合・長期間保管する前などは、タオルなどのやわらかい布と中性洗剤を使用して優しく洗います。その後、洗剤が残らないようにしっかりと水で洗い流しましょう。洗った後は、乾いたタオルで水分をしっかり拭き取りましょう。しっかり乾かすこともポイントです。
※乾かすときは、直射日光は避けて、日陰で風通しの良い場所で乾かしてください。

【使用例】

防災シートの用途は無限大です。屋根の応急処置・土砂崩れの応急処置には土のう袋とセットでの使用がおすすめです。浸水時の物置用のシートは、必要なもの・不要なものに分けるためシートの色を変えると便利です。その他にも、野積み資材の雨除けや室内工事の床汚れ防止にもご活用いただけます。テント生地の土のう袋は、30㎏まで川砂などが詰められるものをご用意しております。30㎏を超える土のう袋をお希望の場合はお問い合わせください。

●屋根の応急処置用シート

●野積み資材の保護シート

●浸水時の物置用シート

●内装工事の汚れ防止シート

●土砂崩れ応急処置用シート

●土のう袋

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【テント生地の加工】

防災シートを製作する際には、様々な加工方法がございます。
ご注文の前にぜひ参考にしてみてください。

【サイズの測り方】

W(幅)とH(高さ)をお知らせください。
三角形、台形、平行四辺形、イレギュラーな形などのサイズについては、手書きでも構いませんので、図面をお送りください。

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≪防災シート用テント生地の種類≫