読書の秋は通り過ぎめっきり寒くなりましたが、今ある小説にはまってます。

以前から本を読むことは好きだったのですが、任侠物やアンダーグラウンド的なまわりに

大きな声で言えないようなものばかり読み漁っていました。

先日某番組でおまけ的に紹介されていた小説が直感的にすごく興味をソソラレタので、

早速取り寄せ読み始めました。

作品名 作家名は伏せますが、簡単に説明すると、五十音がランダムに一文字ずつ消えていくという話です。

独特の世界観で好みは分かれると思いますが・・・。

仮に「い」が消えれば、自身の概念において「い」という五十音自体を含む「い」がつく言葉が周りから

消滅し、自身の記憶からも消滅してしまいます。

自身が今まで「犬」というものを認識していたのであれば、「犬」という言葉 存在自体が消滅し、

また当然「犬」が消滅するので、その鳴き声は消滅します。

小説自体からも「い」が使えなくなります。

五十音が一文字ずつ消滅していく中で、身のまわりでその瞬間まで存在した物 概念が一瞬のうちに過去も

含めて消滅してしまうことの不便さであったり、その瞬間の対応、存在しないことでの都合の良さなどが、

めまぐるしく展開していき、読み進んではまた戻る状態でどんどんはまっていきます。

同じ作家のものをもう一冊購入しましたが、なかなかそれも好みに合っていたので、この際

この作家の小説を読み漁ってみたいと思います。

D.T
スガモトテントのHPはこちらからどうぞ

テント生地.comのHPはこちらからどうぞ

イベント・レンタルのHPはこちらからどうぞ